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緩和ケア研修会に参加して…

院長の清水です。
去る8/15(土)-16(日)に「緩和ケア研修会」に参加してきました。
以前から参加したかったのですが、なかなか機会がなく、今回は独立行政法人国立病院機構大阪南医療センター(河内長野市)のご厚意にて参加させていただくことができました。

 

大変参考になることが多く、中でもがんによる「痛み」の評価方法、がん患者の気持ちのつらさに対するアプローチ、悪い知らせと伝えるコミュニケーション技術等はすぐにでも活用したいと思えるものでした。

 

また、「家に帰れない患者はいない、医療者がそのバリアとなってはいけない」という言葉は私に大きなプレッシャーになると同時に、大変勇気づけられる言葉でもありました。
もちろんこれは患者様が希望されればの話ですが…
今後も真面目に(!)、ユーモアをもって(!?)診療にあたりたいと思いますのでよろしくお願いします。

ごあいさつ

聖授会 緑・在宅クリニックは24時間365日安心、いつでも「対応」の在宅療養支援診療所です。

近くの診療所に通院するのが難しくなってきた方、退院してから病院に通うのが大変な方、施設に入っている親の病状が心配な方…。訪問診療・在宅医療は病院や診療所に通うのが難しくなってきた方のためにあります。

当クリニックであれば、病院、医療機関、訪問看護師、ケアマネージャー、薬剤師、介護士、各種療法士等と密に連携して、住み慣れた環境で診療を受けることができます。

食べられなくなってきたけど病院には行かずに自宅で看取りたい、末期の癌で延命は望まないが苦痛は十分に緩和してほしい…。ご安心下さい、当クリニックでは癌の有無を問わずご自宅や施設での看取りも行っております。

緩和医療、在宅看取りに精通したスタッフが万全の体制でサポートいたしますので、安心して我々にお任せください。

生活されている環境の中で、安心して健康に暮らしていただけるよう、患者様の立場に立って質の高い在宅医療を提供し、地域社会に貢献することを理念としております。どうぞよろしくお願いいたします。

ご存知ですか?医療助成

風邪をひいたり、おなかが痛くなったり、花粉症になったり・・・と
突発的な病気にかかった時にみなさん診療所にかかることが多いと思いますが、
在宅医療は少し違います。

定期的に診療・処置・投薬等が必要な病気をお持ちであり、通院が難しい患者様の元へ
こちらから診察に伺うのが在宅医療です。
そのような長期的な治療を必要とする病気をお持ちの方は、毎月毎月医療費が継続して
発生してしまいますね。そんな中で、場合によっては医療助成を受けられることがあります。

今回はその中の老人医療費助成制度についてお知らせします。

まず、老人医療費助成制度とは
「65歳以上の方で、身体障がい者及び知的障がい者・ひとり親家庭医療費助成の対象の方、
難病を有する方等に対して、必要とする医療が容易に受けられるよう医療費の自己負担額の一部を助成する」
という制度です。

ではどんな方が対象になるのでしょうか。
・身体障がい者及び知的障がい者医療費助成の対象の方
・ひとり親家庭医療費助成の対象の方
・特定疾患治療研究事業実施要綱(H27年1月改正前)に定める疾患のうち別に定める疾患を有する方難病対象疾患
・感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づく結核にかかる医療を受けている方
・障害者総合支援法に基づく精神通院医療を受けている方
※お住まいの市町村により異なる場合があります。

上記にあてはまる方が対象となっているようです。
※大阪府ホームページ参照 詳しくは大阪府ホームページへ

おおよその方は通院されている病院や診療所等で既に申請されているかと思いますが、
もし病状等が進行し、上記にあてはまるような病状になられた場合は
申請すると助成対象と認められる場合があるかもしれません。

あてはまると思われた方は一度住民票のある市役所や、かかられている病院・診療所へ
相談してみて下さい。