オンライン診療についてのご案内

当クリニックでは在宅医療の質をより高めるために、オンライン診療を取り入れる場合があります。原則看護師（当クリニック看護師もしくは訪問看護ステーションの看護師）が付き添いオンライン診療の補助を行うため、ご本人で機器の操作が困難であってもご心配ありません。
※当クリニックで実施するオンライン診療は、在宅医療を担当している患者様に対してのみ実施します。
※オンライン診療による初診においては、向精神薬の処方は行いません。

診療内容

発熱や感冒症状に対して問診・視診による診察
慢性疾患の継続加療や症状変化への診察

運用方法

状態変化があった場合に患者様・家族様・訪問看護師等により、当クリニックへ連絡。医師が、オンライン診療が必要と判断した場合に実施する。

急変時の対応

オンライン診療では対応できない場合、往診へ伺うか入院の手配を行う。

使用する機器

患者様・・・原則として訪問する看護師のスマートフォンを使用
医師側・・・パソコンかスマートフォン

在宅医療DX情報活用加算についてのご案内

当クリニックでは2024年6月の診療報酬改定に伴う、在宅医療 DX情報活用加算について以下の通り対応いたします。

1. オンライン請求をおこなっています。
2. オンライン資格承認を行う体制を有しています。
3. 居宅同意取得型のオンライン診資格確認等システムの活用により、医師等が患者様の診療情報等を取得及び活用できる体制を有しています。
4. 電子処方箋を発行する体制については、現在発行できるよう対応中です（経過措置：2026年3月31日まで）
5. 電子カルテ情報共有サービスを活用出来る体制について現在対応をすすめています。（経過措置2026年9月30日まで）
6. 在宅医療DX情報活用加算の体制に関する事項及び質の高い診療を実施する為の十分な情報を取得し、それらの情報を活用して診療を行うことについて、医療機関の見やすい場所に掲示しています。
7. 6.の掲示事項について原則としてウェブサイトに掲載しています。

医療情報取得加算についてのご案内

当クリニックでは、オンライン資格確認（マイナ保険証）が利用できる体制を整えています。オンライン資格確認により、患者様の受診歴や薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得し、それらの情報を活用して診療ができるよう努めております。
※令和6年6月以降は保険証確認時にマイナ保険証の確認をお願いすることがございますのでご了承ください。

在宅医療情報連携加算についてのご案内

当クリニックでは患者様が可能な限り自宅で療養できるよう、他の医療機関、薬局、訪問看護ステーション、介護事業所等と連携し、ICTツール（メディカルケアステーションMCS）を用いて下記の情報を共有させていただきます。
患者様の在宅療養を安全・安心にサポートするために、必要不可欠なツールです。
ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。

• 患者様の診療を行った際の診療情報　
• 医療関係職種が記録した患者様の医療・ケアに関わる情報
• 患者様の人生の最終段階における医療・ケア及び病状の急変時の治療方針等についての希望を患者様や家族様から取得した情報

主な連携先（順不同）

• セコム豊中訪問看護ステーション（訪問看護ステーション）
• 巽病院訪問看護ステーション（訪問看護ステーション）
• ナチュラルケアライフ（居宅介護支援事業所）
• マックシールドットコム（居宅介護支援事業所）
• キセラ川西ハートフル薬局（調剤薬局）
• 健都MY薬局（調剤薬局）

時間外対応加算のお知らせ

当クリニックでは、診療している患者様が診療時間外に緊急のご相談がある場合にご対応ができる体制を整えております。
診療時間外のお問い合わせ方法に関しては、初診時に書面にてお渡ししております。
以上の取り組みから、「時間外対応加算１」を算定いたします。
尚、時間外対応加算とは、クリニックの時間外診療体制に関する加算ですので、対応する時間帯に関係なく再診料を算定するすべての患者様に算定いたします。

在宅緩和ケア充実診療所・病院加算についてのご案内

当クリニックは在宅緩和ケア充実診療所として認定を受けております。
在宅緩和ケア充実診療の施設基準は以下の通りです。

1. 機能強化型の在支診・病の届出を行っていること。
2. 過去1年間の緊急往診の実績が15件以上、かつ、看取りの実績が20件以上であること。
3. 緩和ケア病棟又は在宅での１年間の看取り実績が10件以上の医療機関において、3ヶ月以上の勤務歴がある常勤の医師がいること。
4. 末期の悪性腫瘍等の患者であって、鎮痛剤の経口投与では疼痛が改善しないものに対し、患者が自ら注射によりオピオイド系鎮 痛薬の注入を行う鎮痛療法を実施した実績を、過去１年間に２件以上有していること、又は過去に５件以上実施した経験のある常勤の医師配置されており、適切な方法によってオピオイド系鎮痛薬を投与した実績を過去１年間に10件以上有していること。
5. 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針に準拠した研修」又は「緩和ケアの基本教育のための都道府県指 導者研修会等」を修了している常勤の医師がいること。

機能強化加算

初診時の機能強化加算について
当院は「かかりつけ医」として以下の取り組みを行っております。

• 他の医療機関の受診状況およびお薬の処方内容を把握したうえで服薬管理を行います。
• 健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。
• 必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介いたします。
• 介護・保健・福祉サービスに関するご相談に応じます。
• 夜間・休日等の緊急時の対応方法について情報提供いたします。
• かかりつけ医機能を有する地域の医療機関は以下で検索できます。

がん性疼痛緩和指導管理料

当院では、疼痛等などの症状緩和を目的として計画的に治療管理及び療養上必要な指導を行った場合に算定を行っております。
対象の患者様は症状緩和を目的として麻薬を投与しているがん患者様です。

• 緩和ケアの経験を有する医師（緩和ケアに係る研修を受けた者に限る）が当該指導管を行った場合に算定します。
• 麻薬の処方前の疼痛の程度（強さ、部位、性状、頻度など）や処方後の効果判定、副作用の有無の治療計画及び指導内容の要点を診療録へ記載します。
• WHO方式のがん性疼痛の治療法に従って行います。