ご存知ですか?医療助成
2015年05月29日 担当:緑・在宅クリニック
風邪をひいたり、おなかが痛くなったり、花粉症になったり・・・と
突発的な病気にかかった時にみなさん診療所にかかることが多いと思いますが、
在宅医療は少し違います。
定期的に診療・処置・投薬等が必要な病気をお持ちであり、通院が難しい患者様の元へ
こちらから診察に伺うのが在宅医療です。
そのような長期的な治療を必要とする病気をお持ちの方は、毎月毎月医療費が継続して
発生してしまいますね。そんな中で、場合によっては医療助成を受けられることがあります。
今回はその中の老人医療費助成制度についてお知らせします。
まず、老人医療費助成制度とは
「65歳以上の方で、身体障がい者及び知的障がい者・ひとり親家庭医療費助成の対象の方、
難病を有する方等に対して、必要とする医療が容易に受けられるよう医療費の自己負担額の一部を助成する」
という制度です。
ではどんな方が対象になるのでしょうか。
・身体障がい者及び知的障がい者医療費助成の対象の方
・ひとり親家庭医療費助成の対象の方
・特定疾患治療研究事業実施要綱(H27年1月改正前)に定める疾患のうち別に定める疾患を有する方難病対象疾患
・感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づく結核にかかる医療を受けている方
・障害者総合支援法に基づく精神通院医療を受けている方
※お住まいの市町村により異なる場合があります。
上記にあてはまる方が対象となっているようです。
※大阪府ホームページ参照 詳しくは大阪府ホームページへ
おおよその方は通院されている病院や診療所等で既に申請されているかと思いますが、
もし病状等が進行し、上記にあてはまるような病状になられた場合は
申請すると助成対象と認められる場合があるかもしれません。
あてはまると思われた方は一度住民票のある市役所や、かかられている病院・診療所へ
相談してみて下さい。